フレームの変形やレンズの傷などは、取り扱い方に大きく左右されます。
メガネを正しく取り扱うことによって、お気に入りのメガネをより長持ちさせてください。
かけ外しは両手で
メガネの掛けはずしは、両手でテンプルを持って行ってください。 片手で行うと、型くずれや、ゆるみの原因になります。
置くときはレンズを上に向けて
メガネを置く時は、レンズを上に向けて置いてください。 レンズ面を下に向けて置くと傷の原因となります。
持ち運びや保管はケースに入れて
持ち運びや保管は、メガネケースに入れて行ってください。そのまま携帯や保管をすると、変形や破損の原因になる場合があります。
お手入れはやさしく
レンズにホコリなどが付着している時は、まず水洗いしてからティシュペーパーやメガネ拭きで拭いてください。からぶきは、傷の原因となります。
へアースプレー、化粧品、油、薬剤などで汚れがひどい場合は、食器洗いなどの中性洗剤を使って水洗いして、ティシュペーパーなどで汚れを拭き取ってください。アルカリ性の液体(石鹸など)は、コート膜を劣化させることがありますので使用しないで下さい。
レンズの水滴は、すぐ拭き取って
メガネを水洗いした時や濡れた時は、すぐにティシュペーパーなどで水分を拭き取ってください。 濡れたまま放置すると水のシミが付いて取れなくなる場合があります。
高温に注意

高温でコートがひび割れしたレンズ
メガネを温度の高い場所(50℃~60℃以上)に置かないで下さい。プラスチックレンズは、高温にさらされたり、急激な温度差(例:-20℃~常温)にあうと、コート膜にひび割れが生じたり、レンズが変形しフレームからはずれやすくなったりします。 例えば、炎天下にメガネを車内に放置した時、ヘアードライヤーの熱風にさらされた時、熱いストーブやアイロンなどの近くに置いた時、サウナにメガネをかけて入った時、大型冷蔵庫に出入りした時などです。
改造や衝撃を加えないで
レンズがガタついている場合は、すぐに眼鏡店でメガネの点検・調整を受けてください。そのまま使用すると、レンズがはずれたり、フレームが壊れたりします。フレームやレンズが破損した場合は、安易に瞬間接着剤などで固定しないで下さい。レンズによっては、レンズ自体が接着剤によってひび割れを起こす場合があります。メガネがずり下がる時や変形した時は、すぐに眼鏡店でメガネの点検・調整を受けてください。 メガネが正しくフィットしていなと、視力もでにくくなり見え方にも支障をきたします。また眼精疲労や頭痛などの症状が出たりします。
太陽を直接見ないで
太陽を、直視しないでください。 カラーレンズ(濃淡にかかわらず)であっても直視することは、目を傷める原因になります。 カラーレンズ(濃度おおよそ20%以上、視感度透過率80%以下)の暗い場所での使用は、避けてください。 例えば、夜間の車の運転やトンネル内でのカラーレンズ使用は、光量不足で視力が低下し大変危険です。
車の運転は、慣れてから
車の運転は、メガネに慣れてから行ってください。 メガネを新しくすると初めのうちは、距離感が異なったり、違和感を感じることがありますので、メガネに慣れるまでご注意ください。
アレルギーについて
メガネが肌に触れて皮膚に異常が現れた場合は、メガネの使用をとりやめ、販売店や医師にご相談ください。
定期点検
一年に一度は、点検・調整を受けてください。メガネはレンズ、フレームとも経年変化により素材が劣化します。また度数が合わなくなる場合もあります。